toggle
2012-03-06

春を待つ

受験生に教えていると、十代後半の頃を思い出す。
先生の言うことを聞かず、ほとんど自分の思うようにやっていた。
しまいには「先生のやり方ではやりません」などと言って困らせた。
教わるのが嫌だった。生意気だった。頑なだった。愚かだった。
要するに、バカだった。
そんな人間が今度は逆に教えているのだから、少し複雑な気持ちにはなる。
自分が嫌だったことを人にするのか。加えて、大学中退者が大学受験生に教える、
という何とも妙な関係。でも、頼まれてやっているわけだから仕方ないな……と。
実際のレッスンは、とにかく大学に合格させないといけないので妥協せずにやっている。
幸い彼らは私と違って素直だ。ひょっとしたら素直すぎるのかもしれない。
いよいよ京芸の入試が始まる。来週末、彼らから吉報が届くといいのだが。

関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA